おつまみやお菓子の材料にぴったりのナッツ。
最近では、ダイエットや美容に良い食材として注目が集まっています。
どうしてナッツがダイエットに効果的なのか、気になるところです。
そこで今回は、ヴィーガンサイトの「ブイクック」より、ナッツのダイエット効果や方法をご紹介します。
最後に、お手軽レシピも掲載してますので、チェックしてみてください。
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栄養監修
管理栄養士 塚越健太郎 東京の病院で管理栄養士として |
不飽和脂肪酸
ナッツは脂質が多い食材です。
脂質というと悪いイメージがありますが、ナッツの脂質は不飽和脂肪酸。
不飽和脂肪酸は一般的に良い油といわれている油。
動物性食品や乳製品に多く含まれる飽和脂肪酸が悪玉コレステロールを増やす原因となるのに相違し、不飽和脂肪酸には悪玉コレステロールを減らしてくれる効果が期待できます。
特にくるみは不飽和脂肪酸の中でも必須脂肪酸であるオメガ3系脂肪酸を多く含みます。
タンパク質量 | |
ピーナッツ | 26.5g |
くるみ | 14.6g |
アーモンド | 20.3g |
カシューナッツ | 19.8g |
*日本食品標準成分表2020年版(八訂)
よくタンパク質が豊富として取り上げられている、鶏肉ささみのタンパク質量が100gあたり24.6gです。上の表と比べてみてもどのナッツのタンパク質が豊富であることが一目瞭然です。
ミネラル
ナッツには、カルシウムやマグネシウム、亜鉛などのミネラルもたくさん含まれています。
ナッツ全般に含まれるカルシウムは、骨の生成に欠かせない栄養素です。
脂肪の燃焼を助ける
同じく脂肪の燃焼に役立つビタミンB2も、ナッツに豊富。
またオメガ3系脂肪酸・オメガ6系脂肪酸は体内では作れず、食べ物から補う必要があります。
代謝を促進する
ダイエット中は、食事制限により栄養が偏りがち。
それにより代謝が低下すると、脂肪がつきやすくなってしまいます。
代謝を促進する栄養素を手軽にとれるナッツは、ダイエットに最適です!
筋肉を作る
質の良いタンパク質を多く含む大豆製品と一緒に取れば、高タンパク質で低カロリー!低糖質ダイエットをしている人にも向いています。
また、適度な運動や食事制限と一緒に行えば、相乗効果が期待できます。
続いては、ナッツダイエットのやり方をご紹介します。
①1日の食べるナッツ量
ナッツは栄養が豊富ですが、高カロリーな食材でもあります。
1日の適量は25g、ひとつかみ程度です。
満腹感を得るためには、よく噛んで食べましょう。
そうすることで、栄養の吸収率も上がります。
③続ける期間
味の好みや値段など、自分に合うナッツを選びましょう。
最後にナッツを使った、手軽でヘルシーなレシピを紹介します。
ナッツのヴィーガンお菓子レシピ3選
ナッツダイエットは長期間、一定の量を食べることが大切!
そのまま手軽に食べられるナッツですが、飽きてしまう可能性も。
そんな時は、ナッツをお菓子の材料として使ってみましょう。
乳製品や卵、砂糖、小麦粉を使用しないヘルシーレシピをご紹介します。
生おから 30g
デーツ 35g
ナッツ 10g
ココアパウダー 10g
デーツ 110g
アーモンド 65g
ナッツバター 45g
バニラエクストラクト 小さじ1/2
塩 少々
お好みのナッツ 2-3粒ずつ
オレンジピール、ドライフルーツ 2-3個
ナッツダイエットを取り入れよう!
ダイエット中は栄養が偏りがちなので、栄養が豊富なナッツは強い味方になります。また、美肌などダイエット以外の効果も実感できるかもしれません。
ぜひ毎日の食事にナッツを、とりいれてみましょう。
ブイクックでは、今回紹介した他にも、ナッツを使用したヴィーガンレシピが掲載されています。ユーザー登録を行えば、気に入ったレシピを保存することも可能です。この機会に活用してみてください。